学童指導員に向いている人とは?

投稿日: 作成者: SLten7uK
学習指導員

学童指導員とは

学童施設で働く職員を学童指導員といいます。
夫婦共働きが一般的となり、学童施設に子どもを預けるケースが多くなったため、政府が2015年に「放課後児童支援員」という資格を設立しました。
この資格が作られた背景は学童保育の質の向上のためです。すべての学童施設で一人以上放課後児童支援員を配置することを義務付けられました。
以前までは学童施設で働くのに資格は不要でした。

学童指導員の仕事内容

主な仕事は学校が終わって学童施設にやってきた子どもたちと勉強したり、遊んだりするなど安全に過ごす場所を提供します。
子どもたちとともに多くの時間を過ごすため、子どもの成長や人間形成に大きな影響を与えるでしょう。
コミュニケーションとの取り方や子どもたちが新しい経験をするために演出する役目が学習指導員にはあります。
他にも子どもたちが来る前に施設を清掃し迎え入れる準備をしますし、子どもたちが帰ってからも忘れ物があった場合の管理も行います。

保護者との対応も大切です。保護者が迎えに来た際、子どもの様子やその日あったことを伝えます。特に子ども同士でケンカやケガがあった場合には報告は必須です。
報告を怠るとトラブルに発展する恐れがありますので、早めの対応が必要になります。
デイサービスの場合、子どもたちの送迎や経理、広報などを兼任しているケースも多いようです。

学童指導員に向いている人

子どもと1日の大半を過ごすため、子ども好きな人には向いている職場といえます。
また、子どもたちとのコミュニケーションはもちろん、保護者や指導員同士のやりとりが大切です。何かトラブルがあった場合、真摯に向き合うことで信頼を得られるでしょう。
場合によっては小学校の先生との連携をすることもあります。情報共有することが大切なので、面倒くさがらずコミュニケーションを取っていきましょう。
そして、心のゆとりが大切です。中には時にうそをついたり、反抗したりと問題行動を起こす子どももいます。
そのような子どもたちと接していると時には、こちらが辛抱強く接する必要があるでしょう。そのような場合にゆとりを持つことが大切になってきます。
どのような言葉をかけたらいいのかは、子どもたちと接してトライしなければわかりません。子どもたちのことを思いながら付き合っていきましょう。

学習指導員について解説しました。学習指導員は家庭に代わり毎日の生活の場として、子どもたちが過ごせるようにしなくてはなりません。
子どもたちとともに成長していける魅力的な仕事でもあります。そのような学童保育の仕事に従事してみませんか?