転職活動のプロセス

投稿日: 作成者: SLten7uK
転職活動

就職活動は実際の活動以外の時間が大事

転職活動は現在数多くの転職ツールがあり、人材サポート会社などに行くとどういった手順で何をすべきかということを丁寧に教えてもらえます。

しかしそうした受け身の姿勢では希望の職業を探す就職活動を乗り切ることはできません。
就職活動を行うときにはまずしっかり「自分主体でやっていく」という意識を強く持つことがスタートになります。

厳密に言うと就職活動とは会社説明会への参加やエントリーシートの作成といった具体的な部分のみを指しますが、実際にはそれ以外のプライベートな時間も全て含まれます。

むしろ実際の活動以外に行う自主的な活動の方が成否を分ける重要な要素となってきます。
広義の就職活動の第一歩は、「自己分析」をして「目指す業界・業種を決める」ということです。

自分は将来どういった仕事をしたいのかやそのためにはどんな会社に就職をするのが最も望ましいかということを分析し、そこから就職活動の方法を検索していきます。

なりたい職業を決める自己分析の方向性が定まらないという場合には、まずは業界研究を網羅的にやってみるという方法もあります。
業界研究はたくさんの書籍が出ていますし、学校の就職課や説明会などで世の中全体の動きを把握することができます。
いくつか業界についての話を聞いていくうちに興味のある分野が出てきたら少しずつ方向性を絞っていきましょう。

具体的な就職活動の流れ

次に行うのが実際の採用につながる具体的な就職活動です。
大学の新卒者向けの就職活動の場合、企業の合同説明会が集中するのは3月~4月くらいで、そこで各企業のエントリー方法が説明されます。

しかし転職活動においてはそうした一斉採用はありませんので、その都度業界研究をしながら募集されている人材について調べていくことになります。

企業によっては第二新卒への求人を意識して新卒募集時期をずらしたり、転職希望者の受け皿となるべく夏以降にエントリーや面接を行うところもあります。
あまり特定の企業の採用活動ばかりにこだわらず色々な企業の研究をしておきましょう。

時期はそれぞれですが、全体の流れとしては「エントリーシート、履歴書の送付」で最初の書類選考を行い、そこで受かった人が「筆記試験・面接」を行います。

面接は大きな会社になると二次面接、三次面接といった複数回の開催となるので、その都度面接の形式に対応する準備をしていかないといけません。

一般的には一次面接はグループやディスカッション形式が多く、二次面接で人事担当者、三次面接で経営者など責任者が同席するといった流れとなります。
転職求人の場合には一次面接はなくその代わり書類選考がやや厳し目になり、二次面接、三次面接といった流れになることが多いようです。