企業・業界研究のコツ

投稿日: 作成者: SLten7uK
企業・業界研究

まずは業界全体を知る本を読みましょう

就職活動をする前にまずやっておきたいのが「自己分析」と「業界研究」です。
この2つはどちらを先にしなければいけないということはなく、平行して行うことでより自分にあった職業を探すことにつながります。

業界研究とは、人材を募集している企業についてどういった人をどのくらい採用しているかということを調べることです。
なりたい職業の1つ2つは誰しもあることと思いますが、その業界や職業が現在社会的にどのような状況置かれており今後どのように変化していくかということも就職前に十分調べておくことが大切になります。

そのために最もおすすめとなるのが普段から新聞やビジネス雑誌などで社会全体の流れを継続的に知っておくということで、できれば中高生くらいのうちからそうした習慣を身に着けておきたいところです。

就職を意識する時期になったらまずは業界全体の動きを把握できる書籍を一通り読んでおきます。
これは就職をサポートする学生課や、人材サービス企業から多く発行されているので、まずは総評をよく読みそれから各業界をざっと目を通していきます。

求人募集している業界としては、金融や商社、サービスといったようなところから、機械や通信、建築といった分野までさまざまです。
まずは漠然としたイメージではなく、それらの業界がどのような状況に置かれているかということをしっかり研究していきましょう。

インターネットよりも情報誌の方が確実

情報収集をするとき、最も手軽にできるのがインターネットです。
インターネットには非常にたくさんの情報があり、検索の仕方をマスターすることで沢山のニュースにアクセスすることができます。

しかしインターネットは即時性に優れる反面で継続的な情報を集めることには適さず、ニュースサイトや新聞社のサイトでは時期が過ぎたらすぐに記事を消してしまいます。

その点会社四季報など出版物として発行されているものは、数年前から継続した業界研究をすることができ、特定の意見に偏らない情報を集められます。

もちろんインターネットの情報が全てダメなわけではなく、手軽に必要な情報を集めたいという人にとっては大変便利です。
より深く業界研究をしようとするなら、さまざまな情報ツールを使いこなして各媒体のメリットを利用していくのがコツとなります。

またある程度興味のある業界がわかってきたら、今度は直接その企業について調べてみるのがよい方法です。
OB・OG訪問や会社説明会への参加、インターンシップといったものを行うことで、情報としてではなく実際に自分の目でその企業について確認をすることができます。
行動に移す前にしっかり情報を集め、どういったところを確認したいかということを絞るとより生きた活動になります。