アロマセラピストに向いている人とは?

投稿日: 作成者: SLten7uK
アロマ

花や薬草から得られる香りを使ったセラピスト

アロマセラピストは、自然由来成分の香りを使ったリラクゼーションを行う仕事です。

香りのエッセンスのもとになる精油は花や薬草など自然由来の成分から抽出するものです。
このオイルをお香のように焚いたり、マッサージに使用したりすることにより香りの成分が人の精神をリラックスさせてくれるのです。

香りを使ったリラクゼーションは、病気の治療や予防のための効果もあることがわかっており、実際にカウンセリングや医療の現場でも間接的に使用されていたりします。

しかし匂いは人の精神に強い影響を与えるものなので、使い方を間違えてしまうとむしろ体調を崩してしまうということもあります。

そこでアロマセラピストとして活動をするときには、事前に民間資格を取得するというのが通常です。

日本にはアロマに関する協会が複数存在しており、それぞれが独自の資格制度を設けて加入している会員に対して研修や仕事の斡旋を行っています。

中でも最も有名なのが社団法人日本アロマ環境協会が行っている「アロマテラピー検定」です。

上位資格として「アロマテラピーインストラクター」や「アロマテラピーアドバイザー」といったものがあり、実務経験を通してより専門性の高い仕事をしていくことができます。

専門サロンだけでなくホテルなどで勤務する場合も

アロマセラピストの勤務先は、専門のアロマサロンだけでなくエステやホテルなど多くの場所にあります。

むしろアロマのみを専門に扱うというところはそれほど多くなく、ほとんどの場合マッサージルームやエステティックサロンなどといった場所で他の施術と合わせて使用されます。

アロマセラピストの人気は日本だけでなく海外にも及んでおり、アロマを学ぶために海外留学をするという人もいます。

日本よりも海外の方がアロマテラピーに関する理解は進んでおり、自然療法の方法として認められていたりします。

ヨーロッパの一部ではアロマは医薬品として扱われていたりしますが、日本においてはあくまでもリラクゼーション目的の嗜好品という扱いです。

それは裏返すと販売や使用に特に難しい資格認定が必要ではないということで、雑貨屋さんやネットショップでかなりたくさんの種類のものを求めることができます。

アロマの魅力は複数の精油を混合させることでまた違った効果を得られるということなので、訪れるお客さんのためにたくさんの種類を覚えておき、そこから最も適切なものを選ぶところがポイントです。

アロマテラピストに向いているのは、まだまだ研究中のアロマに対して高い興味や関心がある人や、リラクゼーションによって人にやすらぎを癒やしを与えたいと思っている人が挙げられます。