面接はコミュニケーションをはかる場!

投稿日: 作成者: SLten7uK
面接

就職面接でありがちな失敗例

新卒でも中途でも、必ず就職活動で行うことになるのが面接です。
面接ではまず人事担当者と面談をしたのちに、経営者やその部署の責任者が立ち会うという二段階方式が一般的です。

中途採用で企業が人材確保を急いでいる場合などは一次面接と二次面接を同じ日に行うということも珍しくなく、そこで問われる質問の数もかなり増えてきます。

このとき最初の人事担当者との面談においては業務に必要なスキルが備わっているかや基本的なビジネスマナーが備わっているかというところをチェックし、その後の責任者面接では社風や経営方針に適した人材であるかというところが見られます。

男性や理系出身者によくあるのが、「面接とは自分の能力を示す場所」という思い違いです。
確かに面接では学歴や専攻、資格所有、過去の実績といったところを確認されますが、それ以上にそのことを伝える人間性も重視されます。

つまり自分の能力の優秀さを示そうとするあまり一方的に話を進めてしまったり相手からの質問を言い負かすような物言いをしてしまっていては、いくら輝かしい実績があってもそこで採用の芽が摘まれてしまいます。

極端な言い方をすれば、能力やスキルが十分であるということを示すのは先に提出する書類の内容で十分であり、面接ではきちんとコミュニケーションがとれる人間であるかを調べられるのです。

人事担当者は既に何百人と面接をしてきたプロなので、焦って知識をひけらかそうとしてくる人はすぐに見抜かれてしまいます。

相手の話を遮らずきちんと目を見て話しましょう

面接においてはまずは基本的な身だしなみやマナーを忘れないようにします。
くたびれたスーツや靴ではなく、まずは新卒の就活生になったつもりでパリッとした見た目になるようにしてください。

中途採用とはいえ新たに採用をする企業にとっては新しく会社に入れる人材となりますので、くたびれて今にも壊れそうな人は遠慮したいところでしょう。

また面接をするときにはきちんと対人コミュニケーションができるということを示す必要があります。
会話の途中で言葉をぶつけたりかぶせたりしないことや、相手に話す隙を与えず一方的に話しまくらないといったことは基本中の基本です。

質問された時に瞬時に応えるのではなく、1~2秒間をおいて落ち着いて答えていくようにすると落ち着いた態度を示すことができ、自分の気持を落ち着けることができます。

話をするときにはできるだけ相手の目を見て話すようにするのが望ましいですが、あまりにも相手を凝視して話をすると威嚇をしているかのように捉えられてしまいます。
目を見て話をするときは瞳を直接見るのではなく眉間の上くらいを自然に見るようにしておくとよいでしょう。